国内での新型コロナウイルス感染症の発生から2年、収束が見えない中で開業という挑戦をする人たちもいる。
昨年11月、JR鶴見駅東口そばに「レンタルサロンファルベ」をオープンさせたMonochrome Station代表の簡孝介さん(28)もその一人だ。
緊急事態で幻に
もともとラップアーティストとして音楽活動を続けていた簡さんは、2017年ごろからライブイベントを定期的に主催。インターネット上で活動している仲間たちに表現の場を提供したいと、起業を決意した。
イベント企画会社として同社を設立したのが、2019年11月のこと。すぐにコロナが発生し、記念すべき一回目のイベントは、最初の緊急事態宣言の初日にあたり幻と消えた。
早期収束を願い、しばらく様子を見たという簡さんだったが、「すぐにはイベントが難しい」と判断し、別の業態を模索。レンタルスペースという形態に目をつけ、音楽に通じるダンススタジオなどを探したが物件が見つからず、たどり着いたのがレンタルサロンだった。
2カ月でオープン
「母が足が悪く、毎週整体に通っていて、自分もついていったので馴染みがあった」と簡さん。他店の情報なども調べ上げ、鶴見区内には同様の形態がないことなどを理由に、昨年8月から準備して2カ月でオープンにこぎつけた。「背に腹は代えられない状況だった。コロナ禍だからこそ、新しいことをと思った」と振り返る。
オープン以降、個人で営む整体やマッサージなど、区内はもとより、市内や川崎市からも施術用にと少しずつ稼働している。オイルマッサージやネイルなども可能で、教室や勉強会を開く人もいるという。
24時間営業。詳細ホームページ【URL】https://salon-farbe.com/
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