神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2012年4月6日 エリアトップへ

日本共産党川崎市議会議員団 市政報告 安心とくらしを温める施策を 石田 和子

公開:2012年4月6日

  • LINE
  • hatena

4月から値上げラッシュが家計を直撃

 4月以降、社会保障の各分野で負担増が目白押しです。家計を温めることが求められているときに、これらに加えて消費税増税法案が国会に上程されようとしています。高津区内の商店や建設、製造業のお宅を訪問しお話を伺いましたが、「今でも価格に転嫁できず身銭を切って収めているのだから倍になったらやっていかれない」「社会保障のためというけど年金減らされ、介護保険料もあがるって聴いたけど」等怒りと不安の声が大半でした。

 年金受給額は、物価下落に合わせるとして6月支給分から0・3%下げられ、住民税の年少扶養控除の廃止による増税も6月からです。子育て世代から高齢世代まで負担増です。

地方自治法第1条は『住民福祉の増進』

 このようなときに、川崎市は2012年度予算で介護保険料と低所得層等への国民健康保険料の値上げ、保育園保育料の値上げを盛り込みました。確かにこれらの事業にはお金がかかります。でもだれもが安心して介護や医療や子育てができる市政を願っているのではないでしょうか。そのためには確かな国庫負担と市費の投入が必要です。しかし国はこの間3つの分野とも国庫負担割合を大幅に引き下げてきました。これを計画的に元に戻していくことと、市費を拡充し福祉の充実こそ必要です。

 市長は財政難を強調しています。しかしその一方で、『京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区』(県・横浜市・川崎市)が昨年末に国の指定を受け、医療・健康分野の産業化を進め、成長産業の集積をはかることで日本経済への成長につなげるとして莫大な税金を投入しはじめています。そして船のこない港に3基目のガントリークレーンの予算化もしました。市民の福祉・くらしを支える自治体本来の役割に立ち返り、老後も子育ても医療も安心な市政にするために税金の使い方をしっかり検証していくことが必要です。
 

石田和子

神奈川県川崎市川崎区宮本町1番地 第2庁舎7階 日本共産党川崎市議会議員団控室

TEL:044-200-3360

http://www.ishida-kazuko.jp/

高津区版の意見広告・議会報告最新6

1年を振り返って(近況報告含む)【1】

市政報告vol.009

1年を振り返って(近況報告含む)【1】

日本維新の会 川崎市議会議員 岩田ひでたか

4月12日

市の内外で異なる「川崎市のイメージ」

数値でみる川崎と高津 No.109 シリーズ

市の内外で異なる「川崎市のイメージ」

みらい川崎市議団 ほりぞえ健(けん)

4月5日

能登地震を踏まえて災害対応計画の見直しを

意見広告

能登地震を踏まえて災害対応計画の見直しを

教育無償化を実現する会 神奈川県第18区衆議院議員 鈴木あつし

4月5日

「浄水場の火山対策」について

県政報告

「浄水場の火山対策」について

⽇本維新の会 神奈川県議会議員 日浦 和明

3月29日

一年間の議会活動を振り返る

市議会報告 あしたの川崎・日本維新の会川崎市議団

一年間の議会活動を振り返る

 岩田ひでたか

3月29日

かわさきパラムーブメントの確かな胎動

市政報告

かわさきパラムーブメントの確かな胎動

公明党川崎市議会議員団 平山こうじ

3月29日

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook