小川くにこ県議にインタビュー 連載151回 くにこの県庁見聞録 編集・制作/政策科学総合研究所政界騒然
(司会)県では決算特別委員会が開会中。国政は騒がしいですが県会への影響は?
(くにこ)直接はありませんが、もし解散・総選挙になれば投票日に合わせて議会日程をずらすんですよ。でも、国会が開かれて特例国債審議が進まなければ地方にも大きな影響が出てきます。この重要な案件が人質にされている事自体が不本意です。地方の裁量を拡大せずに中央集権を継続し、こういう時は地方をダシにする、これまで何度も繰り返されてきた事です。
(司会)以前と比べて地方分権が進んできたのでは?
(くにこ)それはそうですが、これまで肝心な部分を国は絶対手離さないできました。今後どうすべきか、問われる大きな争点になっていくと思います。
(司会)くにこさんは、身近な問題は身近な行政が解決すべきと、これまでも発言されてきましたよね。
(くにこ)国全体を見て議論すべき案件と、地域特有の案件と、同じ土俵で議論、解決するには無理がありますよ。いくら首都圏集中、大都市集中といっても、各市町が特色を出して努力している時代ですから、本当の意味で地方の時代とするべく、地方がもっとがんばらなければなりませんね。
(司会)都知事が突然辞職されましたけど…。
(くにこ)前神奈川県知事が都知事への転身を表明した2年前を思い出しますね。今回、石原さんは、現副知事を後継指名した訳ですから、前県知事の当時の言動は全く無意味だったんです。
(司会)予算委員会で前県知事を痛烈に批判した、くにこさんの発言が光りますね。言うべきは言う、くにこさんの姿勢が評価されているんでしょうね。
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4月26日