小川くにこ県議にインタビュー 編集・制作/政策科学総合研究所 連載177回 「くにこ」の県庁見聞録 県住宅供給公社
(司会)ご近所で住宅問題が起きたんですか?
(くにこ)よくご存知ね。
(司会)そこに住む知人が相当焦っていたもので。
(くにこ)そうですか、実はお陰様でほとんど住民の皆さんの理解が得られそうなんで、ホッとしているところなんです。
(司会)詳しく教えて下さい。
(くにこ)不動ケ丘に県住宅供給公社が建設した賃貸マンションがあるんです。その中の2棟が棟の真ん中からひび割れしてきたんです。それで慎重に調査した結果取り壊して詳細な地盤調査をする、だから公社から立ち退いて欲しいという話だったんです。確か来年の6月ぐらいまでという急な内容だったんですね。
(司会)突然の話でしょうからねー。ビックリですよ。
(くにこ)友人から話を聞き、私は公社に直接住民の方々の思いをつなげました。ここは地域の方々の心情が温かく、良いところ。とても住みやすい素敵な団地なんです。退去によって、これまで築いてきたコミュニティも崩れてしまう。だから移転先は、上作延周辺の県営、市営、公社を問わず、全てを活用して、なるべく近隣に住めるように配慮するべきだ、とも要望したんです。公社からのこの説明に住民の方々は納得して頂いたようで、いい方向に話は進んでいるという報告を公社から受けています。
(司会)住民の方々も一安心されたでしょうね。
(くにこ)そうなんですが、なぜこういう状態になったのか、今後も問題は残ります。
|
|
|
|
|
|
4月26日