連載㉕ 観光で川崎の景気回復! 自民党 川崎市議会議員 青木のりお
昨今、話題に上ることが多い景気回復。その為に今後、大きな可能性を秘めているのが「観光」です。今回は、活気ある街にするための観光施策について考えます。
2013年の訪日外国人旅行者数は1000万人を超え、その経済効果は約17兆円だそうです。実は、自動車産業の経済効果も同じく約17兆円。日本を代表する自動車産業と肩を並べる程に成長しているのが観光産業なのです。
政府は2020年までに旅行者数2000万人を目指しており、今後、観光がもたらす経済効果は飛躍的に伸びていくでしょう。
川崎市では昨年、ラゾーナ川崎で人気漫画「進撃の巨人」の巨人を、プロジェクションマッピングで再現するイベントが開催されました。「進撃の巨人」の担当編集者が高津区出身でもあり、実現したこのイベントには、5万人以上が来場しました。来場した人々が、店などで飲食・買い物をしたりしたことを考えると、川崎市への経済効果は大きいものになりました。
漫画や映画・ドラマは、観光客集客に大きな影響を与えます。漫画「スラムダンク」の舞台となった鎌倉・湘南では、海外からの観光客が大幅に増加しているそうです。他にも、有名な映画・ドラマのロケ地に観光客が殺到する現象は世界でも珍しくありません。
しかし、川崎を含め日本では、撮影で大型機材や火・煙を使う事等に様々な規制があり、撮影を簡単に誘致することができません。
12月の議会では、観光産業促進のためにも、規制緩和をすることが出来ないのか、市に質問をしました。
川崎市からは「映画やドラマのロケ地となることは、市のブランド価値を高めていくうえで効果があると考えている。街中での撮影手続が円滑に進むよう、ロケ支援業務委託業者が窓口となり関係部署との調整に努めているところである」との答弁がありました。
その他、市外から人を呼び込むための、インフラ整備も着実に進んでいます。自由ヶ丘から宮内、新横浜まで続く道路「宮内新横浜線」の整備や、羽田と川崎をつなぐ橋も、いよいよ実現段階になっています。
私も川崎市議会議員として、積極的に新しいものを取り入れながら、創意工夫で川崎が活気あふれる街になる様な施策を、今後も進めていきます。
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5月3日