小川くにこ県議にインタビュー 編集・制作/政策科学総合研究所 「くにこ」の県庁見聞録 経済再生の年へ
(司会)昨年末は総選挙で大変でしたね。
(くにこ)本当!総選挙の為に議会日程が変更になり、年末25日まで県議会があったんですよ。しかも27年第1回県議会日程も国の予算編成が選挙の為に遅れたので、開会日が遅れる、という始末。国の予算提示に合わせて、本県予算も組むので仕方がないのですが。
(司会)地方議会も影響を受けて大変ですね。
(くにこ)まあ、従わざるを得ないわけですからね。地方分権の流れで事務移譲はされましたが、まだまだ決して地方分権時代ではありません。国の法律制定を見れば良く分かりますよ。都道府県に裁量を任せるべきところまで、全部国で仕切るという傾向になっています。中央強権です。
(司会)というと?
(くにこ)例を挙げますと、まず小規模企業振興基本法です。「小さな企業を守っていく」というビジョンは良いんですよ。でも都道府県を頭越しで、国が直接商工会議所等に予算付けする手法なんです。予算は税金であり、税金の使い方をチェックするのが議会。各地方議会のチェックを受けないなんて、税の使い方を、どこで誰が監視するんですか?県民の皆さんから付託を受け、私たち議員が、県民の皆さんの代わりに税の使い方をチェック、監督しているんです。その役割が及ばない予算の出し方は、地方議会無視なんですよ。ぜひ改善してもらいたいです。
(司会)フムフム。
(くにこ)その地域にあった政策が必要なのであり、全国一律では効果がありません。経済政策も、子育て支援も、医療福祉も同じですよ。その地域にふさわしい政策が効果があるのです。
(司会)本当にその通りですよね。
(くにこ)ハイ、消費税が8%になり、出費が増えたと実感している方がほとんどです。経済を立て直すべきとは誰しも期待しています。でも実際には先行きに不安を感じている方々が多い。私も想いを共有して、本県経済の再生を皆さんに実感してもらえるよう努力していきます!
(司会)今年もよろしくお願いします。
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4月26日