神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2015年10月23日 エリアトップへ

志高く真摯に市政へ 市政リポート【3】 防災計画について問う 川崎市議会議員 さいとう伸志

公開:2015年10月23日

  • LINE
  • hatena

 川崎市議会の第4回定例会が10月14日で閉会しました。今回の議会では総務委員会における「(仮称)川崎市南部学校給食センター整備等事業の契約の締結について」の議案審査が注目を集めました。

 財政の見通しや、配送時間の衛生面の影響など各会派から様々な議論が交わされました。議決までに4日間という時間を費やし、自民党からも「会期を延長して議論すべき」という声もあがりましたが、7項目の付帯決議を付けるという異例の決着をみました。

 私は決算審査特別委員会まちづくり分科会で、「JR川崎駅北口自由通路等整備事業について」「防災都市計画推進事業について」「入札制度に関する小口単価について」の3点を川崎市に質問しました。ここでは「防災都市計画推進事業」の質問をピックアップしたいと思います。

 9月は台風18号の接近に伴う大雨の影響で土砂災害警戒情報が発表され、川崎市も28万世帯62万人に初の避難勧告が発令されました。しかし、実際に勧告しなかった川崎区で5棟の床上浸水があり、避難者は最大で42世帯96人でした。市民からは土砂災害区域が広すぎるのではないか?との意見をいただきました。市も被害の実態に合っていない、として基準を見直す考えを示したようです。

 私は市が策定を進めている防災都市づくり基本計画について質問しました。市は計画の目的として「予防対策と復興対策の両面を兼ね備えた計画」として大規模災害に備えると答弁しています。また地域の災害リスクマップを整備し2016年度の早い時期に公表、運用していく考えを明らかにしました。ただしこれはインターネット上での情報提供とのことです。先日の豪雨災害の際の避難勧告通知後に市のホームページにアクセスが集中し、アクセスができなくなったことから、私は災害リスクマップの周知啓発の方法についても確認しました。

 鬼怒川が決壊し被害者が出た常総市は、政府が市町村に求めている避難指示などのマニュアルが整備されておらず、来年度にまとめる予定だったとの報道もあります。災害はいつ発生するか分かりません。そのため防災に向けた取り組みは早急に進めていくべきです。防災計画に関しては一日も早く取り組んでほしいと要望いたしました。
 

斎藤 伸志

川崎市高津区上作延201-101

TEL:044-982-0194

http://shinjisaitou.jp/

高津区版の意見広告・議会報告最新6

1年を振り返って(近況報告含む)【1】

市政報告vol.009

1年を振り返って(近況報告含む)【1】

日本維新の会 川崎市議会議員 岩田ひでたか

4月12日

市の内外で異なる「川崎市のイメージ」

数値でみる川崎と高津 No.109 シリーズ

市の内外で異なる「川崎市のイメージ」

みらい川崎市議団 ほりぞえ健(けん)

4月5日

能登地震を踏まえて災害対応計画の見直しを

意見広告

能登地震を踏まえて災害対応計画の見直しを

教育無償化を実現する会 神奈川県第18区衆議院議員 鈴木あつし

4月5日

「浄水場の火山対策」について

県政報告

「浄水場の火山対策」について

⽇本維新の会 神奈川県議会議員 日浦 和明

3月29日

一年間の議会活動を振り返る

市議会報告 あしたの川崎・日本維新の会川崎市議団

一年間の議会活動を振り返る

 岩田ひでたか

3月29日

かわさきパラムーブメントの確かな胎動

市政報告

かわさきパラムーブメントの確かな胎動

公明党川崎市議会議員団 平山こうじ

3月29日

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook