志高く真摯に市政へ 市政リポート【6】 地域の課題解決へ 川崎市議会議員 さいとう伸志
12月議会で行った一般質問の内容をお伝えします。今回「消防団の団員数」「駅周辺のポイ捨てなど」「空き家対策」の3点を質問しました。
消防団員減少に歯止めを!
消防団はまちの安全を守る重要な役割を担っており、私も入団しております。しかしながら団員数が減少傾向にあります。入団資格は18歳以上の健康な男女ですが、それ以前の少年少女に対して防災にふれる機会を増やすことが重要と考えます。市は中学・高校で地域防災スクールを開いていますが、高津区では消防団長の積極的な取組で、同スクールを発展させた中学生のジュニアハイスクール消防隊の育成に努めています。昨年夏には全国大会3位と活躍。市も次世代を担う防災リーダーの育成として認識しています。私は消防団員減少に歯止めをかけるためにも高津だけでなく他区でもジュニアハイスクール消防隊の育成に取り組むべきと強く要望しました。
ごみポイ捨て等に対策を!
駅周辺におけるごみのポイ捨てには緊急の対策が必要です。市の重点区域ではない溝の口駅の西口商店街では、掃除機等の粗大ごみが捨てられるなど悪質なケースも目立ちます。地域のボランティアの方々による熱心な清掃活動が行われていますが限界の部分もあります。市に対策や支援策を質問し、重点区域外でも指導員による巡回を実施していること、地域の皆様の協力を得ながら安全で快適なまちづくりに取り組んでいくとの答弁がありました。また落書きに関しては区役所対応のみで担当部局がないため、体制強化に取り組むよう、要望いたしました。
川崎市の空き家対策
昨年、全面施行となった空き家等対策に関する特別措置法。早めの対策を講じる必要性があります。市はNPO法人と連携して相談窓口を開設しています。不動産業者、弁護士など専門家で構成する協議会を設置し平成28年度末までに空き家等対策計画を策定する予定です。「住み替え支援機構」と連携し相談を実施しているとのことですが、私は川崎市では1件も登録がないことを指摘しました。不動産流通の仕組みや市民ニーズを考慮して対策計画をつくるよう要望しました。
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4月26日