意見広告・議会報告
数値でみる川崎と高津No.9 シリーズ 一番狭い大都市、川崎市 川崎市議会議員 ほりぞえ健(けん)
川崎市のもう一つの特徴は、政令指定都市の中で、市域面積が一番狭いということです。グラフは、全国20指定都市の市域面積を比べたもので、本市は144・35平方キロメートルとなっています。これは指定都市の中で一番狭いだけでなく、最大の浜松市と比べると、実に1/10以下に留まります。指定都市全体の平均面積は約600平方キロメートルですので、本市がいかに狭い都市であるかがわかります。
他方で、川崎市の人口は、20指定都市の中で7番目に多いため、たくさんの人が狭い市域に住んでいることになります。実際に人口密度を比べると、1平方キロメートルあたりの本市人口は、9875人となっており、これは大阪市の1万1952人に次いで2番目の高さとなります。なお、指定都市全体の平均は3715人であり、本市の人口密度は、その約3倍にものぼります。
人口密度が高いことは、その自治体の活力を示すだけでなく、効率的な行政サービスの提供という点でもメリットとなります。しかし、都市公園や緑地などを含めた住環境という点では、課題を生みやすいとも言えます。長期的な視点に立ち、バランスよいまちづくりが重要です。
ほりぞえ 健
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12月13日