意見広告・議会報告
数値でみる川崎と高津No.22 シリーズ 区別に大きな差がある投資事業費 川崎市議会議員 ほりぞえ健(けん)
川崎市議会では、2017年度予算の審議がはじまりました。来年度予算案は、一般会計と特別会計、企業会計を合計すると1兆4444億円余にのぼり、過去最高の予算額となります。
川崎市の市民は年内にも150万人を超えると見込まれていますが、川崎市民一人当たりでみれば、概ね100万円程度となります。
区別投資的事業とは
予算審議のために提示される資料の一つに『区別投資的事業』というものがあります。これは、各区域において、どのような普通建設事業が予定されているかを示したもので、直近10年分の投資額を累積したものが下記のグラフになります。
これを見ると、行政区単位でみた場合、投資事業額に大きな差があることがわかります。一番多い川崎区では、この10年間で4048億円が投じられたのに対し、一番少ない宮前区では610億円、高津区も690億円に留まっています。
これは、総合公園など市全体に恩恵を及ぼすような大規模施設の分布状況によるものですが、それにしても10年間で3千億円以上の差は、決して小さくありません。次回は、その中身について、もう少し詳しく見てみたいと思います。
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川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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