数値でみる川崎と高津No.42 シリーズ 知っていますか?右肩下がりの「人口自然増」 川崎市議会議員 ほりぞえ健(けん)
昨年4月に人口150万人を超えた川崎市。現在も毎年1万人程度ずつ増えていますが、その内訳をみると、本市の課題が見えてきます。
下のグラフは、人口の自然増減(出生数と死亡数の差)と社会増減(転入数と転出数の差)を示したものですが、本市でも自然増減はきれいに右肩下がりとなっているのに対し、社会増減は景気の変動によって大きく上下していることがわかります。
近年の急速な人口増は、主に転入者が増えた結果ですが、そのことが人口の自然増には直接結びついていないだけでなく、自然増の減少スピードはむしろ加速していることも示しています。
元気があるといわれている本市でさえ、あまりに急速に進んでいる少子化。持続可能な社会にするためにも、少なくとも他の先進諸国レベルへと子育て支援策を抜本的に強化しなければなりません。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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