新春市政報告 川崎の未来へ 動く、進める 自民党 川崎市議会議員 青木のりお
本年度は総務委員会に所属し、主に市の基本計画、財政などについて審査を重ねてきました。
《昨年度の議会質問内容》
昨年の6月議会では、通勤時間帯の鉄道の混雑が問題となっていることを受け、「オフピーク通勤」の取組みに関して質問をしました。参加者から「プライベートが充実した」などの声があり、効果は大きいとの見解を受け、参加拡大に向けての取り組みの強化とワークライフバランスの向上を提唱しました。
また、川崎市の条例では子どもの声を「騒音」と定義しています。私はこれを見直したいと考え、条例の改正を提言しています。
9月議会では市の財政運営の在り方について取り上げました。減債基金からの借り入れについての問題点を指摘するとともに、現在、市が抱えている借金の額を算出し、他都市との比較を示し、財政について議論しました。今後も将来を見据えた財政運営の重要性について提言していきます。
《交通と防災》
日ごろ、皆さまから多くのご意見をお寄せいただく中で、特に「交通の利便性向上」と「災害に強いまち」に関する要望を多く頂戴します。本年度は以前より要望していた「道中坂〜東山田」間の東急バス延伸が実現し、今後交通施策を図っていく上で大きな一歩であったと考えます。
災害に関しては、昨夏、特に集中豪雨による被害が例年より大きく、改めて洪水・土砂災害の危険性と対策を学ぶ必要があると感じました。
また、蟹ヶ谷の市営四方嶺住宅跡地利用では、土砂災害警戒区域などに指定される同地区での大規模開発を心配する声がありました。市には開発に入る前にしっかりと再度説明するよう求めました。さらに災害時には緊急避難所として、また福祉施設の導入やスポーツに親しめる憩いの場として、広場の多目的利用ができるよう、市に提言しました。皆さまからの多くの要望を市と調整し、有効活用ができるよう尽力していきます。
《最後に》
今後も「足は地元に、想いは川崎に、そしてビジョンは世界に」をモットーに、一人ひとりの「声」を大切に、市民の皆さまが安心して快適に過ごせる強い都市力を持つ川崎市をめざして尽力してまいります。
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4月26日