県政報告 災害から命守る防災対策を急げ 日本共産党 神奈川県議会議員 石田和子
気候変動により豪雨被害が激甚化、頻発化しています。
平瀬川、県は市、国と連携し浸水対策を!
台風19号の豪雨は多摩川と平瀬川合流地点が越水し、広範囲で大きな被害をもたらしました。平瀬川の管理権限を持つ県は市、国と連携し早急に平瀬川の堤防のかさ上げ、多摩川の川底の浚渫などを行うべきです。緊急対策と新年度予算化が必要です。
都市河川重点整備計画の見直しを!
県は県内18河川を対象に時間50〜60ミリ対応を目指す河川重点整備計画を2010年に策定していますが、台風19号は県内で70〜80ミリ超えを多数観測、越水した7河川のうち、整備対象は引地川と境川のみ。対象河川を増やし、降雨対応目標を引上げるべきと代表質問で質問。黒岩知事は整備効果の高い箇所から重点的に護岸や遊水池の整備を進めるとし、計画の見直しは言及しませんでした。計画を前倒しペースを上げるべきです。
また、県の河川改修事業費の予算は不十分であり、国からの2018年度の決算額も10年前の半額以下、50億円以下に落ち込んでいると指摘し、県予算の拡充と国に増額を強く要請するよう求めました。
さらに、浸水が想定される地域での今後の建築物に関して、電気設備関係は想定水位を考慮して設置するなどの条例制定へ見解を質問。知事は、国が武蔵小杉の事例を受け、電気設備の浸水対策のあり方について検討会を設置、今年度中にガイドラインをまとめると聞いているので周知していくと答弁しました。
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4月26日