数値でみる川崎と高津 No.71 シリーズ 「第4波」の防止を! みらい川崎市議団 ほりぞえ健(けん)
3月21日をもって緊急事態宣言が解除となりました。しかし、2月以降は、新規感染者数が第2波ピーク時と同等レベルに高止まっているだけでなく、最近では逆に増える気配も見せています。「緊張感」が失われつつある中で、第4波の到来を防ぐための新たな取り組みが求められています。
下記のグラフは、川崎市における感染者数と死亡率を年代別に示したものです。これを見ると、第一に、90歳以上の方々は20歳代と同様に、すでに1%以上が感染していることがわかります。そして第二に、感染した場合の死亡率は、80歳代以上で著しく高く、このことは高齢者の感染防止策が極めて重要であることを示しています。
本市においても、医療従事者を対象としたワクチン接種はすでに2月下旬から始まっています。4月下旬からは、高齢者のうち、まず75歳以上の方々に対して、ワクチン接種クーポン券の発送も始まる見込みです。並行して、入所施設等における集団接種も順次進められる予定です。
感染力がさらに高いと言われている「変異株」が拡がりつつある中、感染防止策を一層徹底していくことは当然大切です。同時に、一日も早くワクチン接種を受けられるよう、本市としてもあらゆる手立てをとらなければならないと、私は思います。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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