数値でみる川崎と高津 No.100 シリーズ 5・5%上昇!急騰が続く消費者物価 みらい川崎市議団 ほりぞえ健(けん)
昨年初頭から上昇し始めた消費者物価は、いまだに上がり続けています。下記のグラフは2020年を100とした総合指数の推移を示したものです。4月時点の総合指数は104・2で、物価上昇が始まった一昨年の4月と比較すると、すでに5・5%も上昇しており、この傾向は今後もしばらく続くと思われます。
とくに、食料品で12%、電気代で16%、ガス代で31%、家事雑貨品で15%も上昇しており、物価の急騰は市民生活を直撃しています。
他方で、厚生労働省が発表した毎月勤労統計調査では、この2年間の賃金上昇率は、一般労働者で3・0%、パートタイム労働者で3・4%に留まっています。物価上昇に賃金アップが追いついておらず、残念ながら実質賃金は低下し続けていると言わざるを得ません。
急騰し続けている物価から市民生活を守るためには、最低賃金額を大幅に上げ、勤労者の所得を増やし連動して年金額も増やすこと以外にありません。川崎市にできることは限られているものの、それでもあらゆる手立てを使って取り組んでいかなければならないと、私は考えます。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
|
|
|
|
|
|
10月4日