数値でみる川崎と高津 No.107 シリーズ 早急な増強が必要?高津区の救急隊 みらい川崎市議団 ほりぞえ健(けん)
コロナ禍が落ち着き、以前の社会活動が戻り始めるにつれ、消防局救急隊の出動件数が急増しています。2022年は8万4766件、2023年は8万7592件と過去最多の出動件数を更新し続けています。
下記のグラフは、行政区別にみた救急隊1隊当りの出動件数と、現場到着までにかかった平均時間を示したものです。全区において、目標時間の8分24秒を超過しており、特に1隊当り出動件数の多い高津区と中原区は10分40秒を超える状況となっています。
2022年8月には、非常用救急車を活用して臨時に編成する第二救急隊も出払い、それ以降の救急要請に対して直ちに出場できない状況が初めて発生し、その数は2022年だけで111件にものぼりました。
救急需要に対しては総合的な対策が必要ですが、救急隊1隊当りの出動件数の多い高津区と中原区については、早急に救急隊を増強しなければならないと私は考えます。
川崎市議会議員 ほりぞえ 健
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