小川くにこ県議にインタビュー 編集・制作/政策科学総合研究所 連載154回 「くにこ」の県庁見聞録 インド・タイへ
(司会)くにこさん、先月の視察は、どちらへ?
(くにこ)議会の代表でタイ・インドを訪問してきたんですが、5泊6日で機中泊2泊というハードな日程でした。私はタイもインドも初めて。バンコクは活気あふれる街。日本大使館を表敬訪問し、ジェトロで経済事情を聞き、神奈川県から進出している会社を訪問。バンコクの発展ぶりは十分わかりました。
(司会)一日では自由時間がないですね。
(くにこ)そうなんですよ。時間に追われて夜の10時に空港を飛び立ち、チェンナイ着が1時半。タイと異なり、インドでは入国審査も現地日本大使館公使がつき添ってくれたのに、長時間かかりました。全てがゆっくりなんです。
(司会)へえー。
(くにこ)それと、どこへ行っても多くの人々で溢れかえっていました。州政府や議会内でも同じでしたよ。
(司会)人口が12億人ですか?
(くにこ)そうなんです。労働力が豊富なので、ルノー・日産合弁会社がこのチェンナイでインド内、アジア・オセアニア、欧州向けの自動車生産をしているんです。その工場も視察しました。でも今回の大きな目的は、神奈川県とチェンナイが位置する州政府との経済連携を深める為だったんです。これから益々伸びてゆくインドと本県が互いに事業進出を模索する事を明確な形で約束する、覚書の締結を勧める為に州政府工業大臣と面談してきたんですよ。大変な長距離の視察でした。
(司会)ご苦労様でした。
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4月26日