連載22 より良い高津区を考える 自民党 川崎市議会議員 青木のりお
平成26年度の予算を話し合う3月議会が開会中です。福田市長が示す川崎市の方向性が、この議会で明らかになるでしょう。
さて、川崎市は政令指定都市で、市議会議員は区ごとに定員が定められています。私は高津区の皆様に信任を頂いた議員ですから、市全体の発展を考えながら、地元である高津区の身近な悩みや課題解決も非常に重要な仕事です。
今回は、高津区選出の市議会議員団で市長に対して行った、平成26年度に取り組んでほしい高津区の要望の内容と市の回答を紹介します。
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要望1―溝口駅南口駅前広場の整備について。
回答(建設緑政局)―現在、広場と地下駐輪場の整備を進めています。主要ターミナル駅としての機能強化と、地域生活拠点として高齢者や障がい者の円滑な移動を支援するバリアフリーに配慮しています。平成25年7月から地下駐輪場の整備に着手しており、平成26年度末の完成予定。平成27年度から広場整備工事に着手し、平成28年度の供用開始を目指します。
要望2―久末地域等の交通課題解決の為、バス路線の拡充延伸、コミュニティバス等の運行をして欲しい。
回答(交通局)―地域と最寄りの駅を結ぶことがバス交通の重要な役割です。既存路線の利用動向を見極めつつ考えていきます。また、コミュニティバスは、地域、行政及び民営バス事業者と連携しながら、市バスの保有するノウハウを提供する等していきます。
要望3―小中学校の児童生徒数増加への早期対応、また、子母口小学校・東橘中学校校舎改築工事の安全確保と仮設校舎跡地利用について地域住民の意見の反映を要望します。
回答(教育委員会・まちづくり局)―大規模住宅開発で人口増加の地域では、児童生徒数の推移の予測に努めています。予測をもとに、現状も勘案しながら計画的に学校施設整備、状況により通学区域の見直し検討も行い、より良い教育環境を確保します。仮設校舎跡地利用は、土地計画マスタープラン等の行政計画や、インフラ・周辺施設の分布状況、「平成24年度高津区区民生活に関わるニーズ調査報告書」に基づく住民ニーズを踏まえ、課題を整理し検討を進めます。
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今回ご紹介した要望は、議員団で提出したうちの一部です。皆様が、日々生活する中でお気づきの点や困っている事などがありましたら、ぜひ青木のりお事務所までお寄せください。
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5月3日