連載㉔ 突然の災害に備える 自民党 川崎市議会議員 青木のりお
市民と企業、市や関係機関が一体となって行う「川崎市総合防災訓練」が8月30日(土)に諏訪いこいの広場等で行われます。この訓練は市内7区を1年ごとに回り、高津区がメイン会場となるのは7年ぶりです。
今夏のように暑い夏はもちろん、冬でも災害時の水の確保は重要な問題です。川崎市では昨年度、飲料水確保のための「応急給水地点」が139箇所整備され、自宅から半径750m以内で給水を受けられるようになりました。
また、被災状況に応じて約100mごとに設置している消火栓を利用した臨時給水拠点の開設が可能となるよう、必要な器具を備蓄しているところです。
そして、市立小中学校の水飲み場を利用した応急給水拠点の整備が始まり、第1号が橘中学校に開設されます。常時水飲み場として利用されているため、給水器具を組み立てる開設作業が不要で、迅速な応急給水に対応できます。
学校施設は災害対策の拠点であり、他にもLPガスの導入が進んでいます。学校に水とガスがあれば、炊き出しなどで食料の供給もスムーズにおこなう事ができます。
私も消防団の一員として、地域防災に携わっていますが、災害は常に突然です。市として対策を進めつつ、1人ひとりが意識を保ち、地域の連携を深めていくことを応援していきます。
市立橘中学校では、8月29日に住民参加型の避難所体験訓練も行われますので是非参加して下さい。
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5月3日