志高く真摯に市政へ 市政リポート【16】 ２０１６年の活動を振り返って 川崎市議会議員 さいとう伸志
２０１６年がもうすぐ終わろうとしています。川崎市議会も12月21日に年内最後の定例会が終了しましたが、ここでは議員２年目の今年を振り返ってみたいと思います。
まずは２月〜３月にかけて行われた第１回定例会です。この議会は予算議会とも呼ばれ、新年度の予算案を審議する議会です。平成28年度の一般会計予算案は６３９０億円と過去最大となり、特別会計と企業会計をあわせた総額が１兆３８８０億２５９９万円となりました。
そして新年度を迎え、議会の所属委員会も新たになりました。私は、市の全般にかかわる業務や財政、経済や雇用などを所管する「総務委員会」の所属が決まりました。私が掲げている政策の柱である中小企業の活性化などに関する予算など様々な質問をして参りました。そのほか、新しい川崎市のブランドメッセージ策定や防災備蓄倉庫などについて議論して参りました。また、総工費約４００億円の川崎市役所の本庁舎の建て替えも総務委員会の所管です。本庁舎は70年以上前（昭和13年）に使用が開始された建物です。今年度から解体工事が始まり、早ければ平成34年度に完成する予定です。本庁機能の集約化による市民サービスの向上や災害対策活動の中枢拠点としてなど期待される新庁舎です。今後も議会として建設に関する状況を注目して参ります。
また、今年は市政に関わる、政策に関連する視察も多く実施した年でもありました。名古屋ではガン検診、函館では観光施策、新潟では防災に関するものです。
今年は川崎市議会の海外視察の年でもあり、私はドイツ、スウェーデンで学んで参りました。内容は地方自治とまちづくり、福祉政策、子育て支援、主権者教育等に関したものです。
他市や他国の先進的な取り組みについて調査した内容は、川崎市のまちづくりにとって大いに参考になるもので、今後の施策に反映していきます。
12月の第４回定例会で、私は会派を代表して代表質問に登壇しました。３時間半という長丁場でしたが、市長や市執行部に対して議案及び市政一般について質問いたしました。
溝口駅南口広場の整備が完了し、年明け１月29日（日）から供用開始するという明るいニュースも届きました。来年も引き続き、川崎市、そして地元高津区のために議会活動に努めて参ります。
第４回定例会で代表質問に立つ
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