小川くにこ県議にインタビュー 編集・制作/政策科学総合研究所 連載213回 「くにこ」の県庁見聞録 子ども達の英語力向上のために
司会)16日の新聞にメリーランド大学の学生が、知事、県議会議長を表敬訪問したと報道されていましたが、くにこさんが写真に写っていましたね。
くにこ)えっ?見てくれたんですか?うれしい!本県と姉妹州であるメリーランド州の州立大学カレッジパーク校、ボルチモア校から10名の学生が来県したので表敬訪問してもらったんですが、川崎市長、川崎市議長にも会っていただきました。学生は喜んでいましたよ。
司会)くにこさんは、メリーランド州との友好推進には熱心に取り組まれてますね。
くにこ)ええ、メリー側の姉妹州委員会委員長が日本女性で、大変親しくしているので、35周年記念事業として米大統領選挙予想講演会を開いてから、全庁的取り組みをリードしています。
司会)すごいですね。
くにこ)これまでもメリーランドから州立大学学長を始め数人が来県し、産学官民総合的に連携した取り組みを進める段取りをしてきました。が、今回は特に素晴らしい企画なんですよ。
司会)えっ?そうなんですか?
くにこ)本県の私立中高協会が創立70周年事業としてメリーから10名の州立大学生をインターンとして招聘して下さったんです。渡航費や滞在費、食費は全部協会持ち、協力する私立20の中高校で、英語授業のアシスタントとして生徒と接するんです。私が洗足学園中学1年生の授業を参観させていただいた印象では、生徒も楽しそうに接していましたし、学生も純朴で優秀なので、熱心に教えてました。彼らにとっても素晴らしい経験だそうです。
司会)今後彼らが日米のかけ橋となってくれるといいですね。
くにこ)そうなんですよ。この事業を継続、拡大する事は重要なんです。日本で質の高いネイティブ英語教師を確保する事は困難なんです。グローバル時代に引っ張りだこですから。そこを補う為に、今回の私学の事業を拡大して公立校でも活用できるようなシステムにして行きたいと、決意しているところなんです。
日本から渡米するばかりでなく、相互交流にしたいと願っていましたので、私の提案を実現してくださった協会会長の聖光学園理事長工藤先生の手腕に心から感謝しています。かながわの子ども達の英語力向上の為に、これからも努力していきます。
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5月3日