志高く真摯に市政へ 市政リポート㊴ 来年度予算の審議がスタート 川崎市議会議員 さいとう伸志
平成31年第1回川崎市議会定例会が2月12日よりスタートしました。会期は3月15日までの32日間で今議会は来年度予算を審議するものです。
人口増加が影響
来年度予算案は一般会計で5年連続過去最大規模となり、前年度より225億円増の7591億円となっております。
私は今回の予算は人口増加が加速する本市の情勢が大きく影響している予算だと考えております。私が初めて市議会議員になった4年前は、本市の人口が147万人そして現在、まもなく152万人を超え、全国で6番目に大きな都市になろうとしております。歳入では全体の約5割を占めるのが市税で3637億円と前年度と比較して158億円の増はやはり人口増や所得の増加している方々が多くなってきている等の本市の特徴であります。
その一方、子育て世代の流入が多い本市の保育事業や他都市と同様に訪れている超高齢社会に向けた対策等の扶助費も人口増による影響により歳出増加してきております。
カギは市内産業の活性化
今年度予算で約30億円が計上された「産学交流・研究開発施設AIRBIC」が先月より供用開始をしました。また、市内で若手の起業希望者支援としての拠点が市とNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の共同で間もなく運営が実施されます。これらにより市内産業が活性化することで法人市民税を今後増加させていくことが、キーポイントになってくると考えます。その他にも中小・小規模企業に対する支援が来年度予算にも計上されておりますが、更なる拡充に向けて今議会も審議してまいります。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
5月3日