「変革の刻(とき)」二重行政の解消を! 神奈川県議会の必要性を問う 希望の党高津区幹事 粕谷(かすや) 葉子(ようこ)
私が川崎市議会議員を4期勤めてきた中で、県議会の必要性に疑問を抱いてきました。本当に政令市の県議会議員は必要かどうか。実際には、県議会は大きな管轄として教育と県警しかありませんが、二重行政が問われ始めている事実がある中で、それらも各市に一部分散されつつあるのが現状です。
高津区では、前回の県会議員選挙は無投票だったのにもかかわらず、今回は1議席増えることに
なりました。議員の定数は、議会が、議員が自ら決めることです。
県会が必要なのは県税金を払っているからという意見もありますが、それならば水道事業企業団
のように市議会議員から議員を選抜し予算・決算を諮るなど必要に応じて召集すればよいことです。
まずは、二重業務や事務など掛かる無駄な費用をカットすることで財政の健全化を目指し、二重行政の弊害を解消することが急務です。議員が自らの立場を十分に保障しておきながら、余裕のない財政を論じ県民に負担を強いることが良いのか、理解を得られるのかどうかを考えるべきです。まず、政治家が身を切る覚悟を示して臨むべきです。
「議員定数の削減」「議員報酬の削減」「議員の任期制限や定年制」にも踏み込むべきです。
企業の定年制に対して、「職業選択の自由の侵害」という主張はあまり聞かれない中で、「議員の定年制は参政権の侵害」と論じるのは如何なものかと思います。
神奈川県議会の必要性の議論が広がり、私の政治信条が理解され県議会に一石を投じることができればと思っています。
医療・介護の充実を図るのはあたり前、議員のやる気一つで「改革」ではなくて、「変革」を興すことができ、それが県民生活に必要なものだと思っています。
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5月3日