神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2014年9月5日 エリアトップへ

川崎市PTA連絡協議会会長として市内171の市立学校を支える 齊藤植栄(たつえい)さん 川崎区在住 38歳

公開:2014年9月5日

  • LINE
  • hatena

「地元」が子どもを育てる

 ○…各区のPTA協議会と行政との連絡・調整役を担う「川崎市PTA連絡協議会」会長に6月13日付で就任した。協議会の主な役割は市立学校171校のPTAのバックアップにあるが、今年で40回目を迎えた親子交流イベント「親と子のつどい」や、スマートフォンやSNSの問題点などを学習する保護者向けの「ICT学習会」も主催。「先輩方が残してくださったコンテンツをうまく生かしつつ、子どもが安心・安全に学校に通える環境を作りたい」と抱負を語る。

 ○…2男の父親。初めてPTAの役員になったのは、長男が宮前小学校2年生だった06年。学生時代に教員を目指していたこともあり「子どもの教育に関わる活動がしたい」と自ら率先して手を挙げた。副会長を4年間務めた後、子どもの進学とともに11年から富士見中の会長に就任。「子どもや保護者との距離が近くなり、地域に仲間が増えることが嬉しい」と活動の醍醐味について語る。

 ○…「子どもを育てるのは『地元』」。力強く語る教育理念の原点には、宮前小「おや児の会」で得た経験がある。同会の一員として企画したキャンプやバーベキューは、教諭や地域住民と協力して成功させてきた。「子ども達がいつも以上に笑ってくれたし、卒業後に手伝ってくれる子もいた」と笑顔で振り返る。「大人が連携して『愛すべき地元』を作っていけば、温かみや思いやりのある子が育つはず」と力を込める。

 ○…今年度からは川崎区PTA協議会会長も任された。市連絡協議会会長と富士見中会長を合わせ、3役職の兼任は川崎市では前例がない。出席する会合はざっと数えただけで年間100件以上にのぼるが「市の会長をしながら、現場で中学生と面と向かって話せる環境は貴重」と迷いはない。本業は公務員。多忙な毎日の息抜きは学生時代からの趣味でもある料理で、週3回は自慢の腕で家族を楽しませている。

中原区版の人物風土記最新6

鹿島 連(むらじ)さん

中原消防団の第20代団長に4月1日付で就任した

鹿島 連(むらじ)さん

下小田中在住 62歳

4月26日

中山 寛隆さん

川崎市制100周年記念で演奏する合唱団に携わる、川崎市合唱連盟の事務局長

中山 寛隆さん

高津区在住 36歳

4月19日

佐藤 智宏さん

第58代目の中原警察署長に、3月19日付で就任した

佐藤 智宏さん

区内在住 56歳

4月12日

トニー クルーズさん

火災予防ポスターをデザインして中原消防署から感謝状を贈呈された

トニー クルーズさん

新丸子東在住 53歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

高津区在勤 32歳

3月29日

小林 規一郎さん

「100Kmウォーク」のイベントを企画した、ブレーメン通り商店街青年部長

小林 規一郎さん

木月在住 48歳

3月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook