神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2020年9月11日 エリアトップへ

9月3日付で、中原警察署の第55代署長に就任した 田島 充さん 下小田中在住 57歳

公開:2020年9月11日

  • X
  • LINE
  • hatena

五感で接し、安全守る

 ○…署長としては2カ所目。前任地の瀬谷署と比べ、署員が100人以上も増えた。「規模が大きくなると、より気が引き締まる」と真剣な眼差しを見せる。赴任してすぐ、署員らに「オンとオフの切り替え」と「悩みは人に相談」を呼びかけた。長年の経験から導き出した、任務を完璧に遂行するための必須事項だ。「明るく元気に前向きに、安心安全な中原区を目指したい」

 ○…県警に勤め39年。川崎市は、11年前の川崎署、5年前の川崎競馬場への出向に続き3度目だ。これまで、機動隊や薬物対策などに携わってきた。覚せい剤400キロの押収や、機動隊として駆け付けた阪神・淡路大震災直後の被災地の惨状など、関わった現場は今も鮮明に覚えている。一般市民、被害者、犯罪者と様々な立場の人に接する日々。「人にはいろん人生があるんだと知った」と振り返る。

 ○…同じ高校のサッカー部で信頼するキャプテンに誘われ、ともに警察官に。今回の秋の人事で、二人とも署長として新聞に載った。「40人以上いる中で真横に写真が並んだ。運命の絆を感じたよ」と笑う。几帳面な性格で、印象的な新聞記事や話はジャンル問わず手帳に書き留める。気付けば10年以上続く習慣に。「手帳の中身がそのまま引き出しとして頭の中にある。おかげで、出会う人々と様々な話題ができるんだ」と微笑む。

 ○…出勤前と退勤後の1時間、管内を歩いて回り「五感」で街を知る。「現場も100回通って初めて気づけることがある。街を把握するにも必要なこと」。署長としての願いは、不幸な目に遭う人を一人も出さないこと。「皆さんが枕を高くして眠れる夜が続くように。それが我々の使命」。区民26万人の安全を背負う覚悟を見せた。

中原区版の人物風土記最新6

鹿島 連(むらじ)さん

中原消防団の第20代団長に4月1日付で就任した

鹿島 連(むらじ)さん

下小田中在住 62歳

4月26日

中山 寛隆さん

川崎市制100周年記念で演奏する合唱団に携わる、川崎市合唱連盟の事務局長

中山 寛隆さん

高津区在住 36歳

4月19日

佐藤 智宏さん

第58代目の中原警察署長に、3月19日付で就任した

佐藤 智宏さん

区内在住 56歳

4月12日

トニー クルーズさん

火災予防ポスターをデザインして中原消防署から感謝状を贈呈された

トニー クルーズさん

新丸子東在住 53歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

高津区在勤 32歳

3月29日

小林 規一郎さん

「100Kmウォーク」のイベントを企画した、ブレーメン通り商店街青年部長

小林 規一郎さん

木月在住 48歳

3月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook