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中原区版 公開:2020年10月2日 エリアトップへ

発足5周年を迎えたグリーンバード武蔵小杉チームのリーダーを務める 那須野 純花(あやか)さん 幸区在住 23歳

公開:2020年10月2日

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「地元愛」胸に、自己探求

 ○…国内外約80カ所でごみ拾いを行うNPO法人の武蔵小杉チームを率いる。ポリシーは「ごみを本気で拾うより、一期一会を大切にすること」。参加者同士が地元の話題でつながる姿や、周りからの応援が喜びだ。「ごみ拾いを通して地域を愛する仲間を増やした5年間。桃太郎の感覚です」と笑う。継続や束ねることの難しさを感じた時期を経て築いたスタイルは「ゆるさ」。「一時的に頑張るんじゃなく、負担なく長く続くチームでいたい」

 ○…小学4年から中学卒業までイジメに遭い、川崎から逃げるように都内の高校に進学。家と学校の往復に物足りなさを感じてからはボランティアに精を出した。そこで出会ったのがグリーンバード。「地元を好きになってみたい」と高校3年でチームを立ち上げると、老若男女が参加してくれた。「人の温かさに触れて、初めて地元に居心地の良さを感じられた」。自分の居場所を見つけた瞬間だった。

 ○…昨年、耳つぼセラピストの資格を取得。「施術を通して地域の人と交流したい。ママさんの癒しになったり」と夢を膨らます。新卒で企業に勤めながら休日に街活動を行う。日頃浮かんだアイデアや考えごとは、趣味のランニング中に整理。時間を見つけては多摩川沿いを走っている。

 ○…地元農家と小杉の住民をつなげる野菜販売や、川崎高校の外部講師として街活動の通年授業なども行ってきた。原点は「地域や人のため」という思い。東日本台風やコロナの経験がその思いをより強くし、消防団員としても活動を始めた。「困り事に寄り添える人でありたいし、同世代の刺激でもありたい。そのためにもっと深く地域に関わっていく」。ごみ拾いを通して芽生えた地元愛に突き動かされる。

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