神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2020年10月16日 エリアトップへ

川崎市地球温暖化防止活動推進センターでセンター長として10年目を迎える 竹井 斎(ひとし)さん 井田杉山町在住 64歳

公開:2020年10月16日

  • X
  • LINE
  • hatena

原点の「自然」 次代のために

 ○…地球温暖化防止のため二酸化炭素の削減などを市民や事業者へ呼びかけてきた。目標は、市が掲げる2050年の二酸化炭素排出ゼロの実現。市内の学校で行う出前授業では、10年間で約8千人の学生に環境問題を啓発。「温暖化の改善が必要か否か、自分事として考えてほしい」。高津市民館を拠点に気候変動などについて学べる展示や講座で日々、市民に地球環境の現状を訴える。

 ○…北海道で生まれ育ち、就職のため中原区へ。都会で暮らし始めて感じたのは「自然の大切さ」。見渡す限り緑が広がる農村地帯で育ったため「これまで自然は当たり前にあるものだった」。地元の豊かな自然を慈しむ思いが現在の活動の原点だ。私生活でも国内外問わず世界の自然豊かな場所に数多く足を運び、全身で自然を楽しみ日々の活力を得る。

 ○…井田地区の町内会の会長や寺子屋井田の実行委員長などを務める。今年4月、自宅1階をリフォームし地元の子どもが自由に読書や勉強をする空間に。「忙しかった会社員時代、近所の人によく子どもをみてもらっていた。その恩返しになれば」と笑顔。子どもたちに、1人でも生きていける力を養ってほしいと願っている。

 ○…富士通(株)川崎工場では約30年間、システムエンジニアとしてビデオ通話システムの構築に従事。「入社した頃の会社ビルは汚くて、今よりうんと低かった」と懐かしむ。定年後、約40年前に訪れたカナダの自然遺産「カナディアンロッキー」に再訪。氷河の融解から温暖化の進行を目の当たりにし「ショックというより、やっぱりなと思った」。環境問題はみんなで取り組めば解決できると周知するため、使命感を抱き次代の担い手に思いを懸ける。

中原区版の人物風土記最新6

鹿島 連(むらじ)さん

中原消防団の第20代団長に4月1日付で就任した

鹿島 連(むらじ)さん

下小田中在住 62歳

4月26日

中山 寛隆さん

川崎市制100周年記念で演奏する合唱団に携わる、川崎市合唱連盟の事務局長

中山 寛隆さん

高津区在住 36歳

4月19日

佐藤 智宏さん

第58代目の中原警察署長に、3月19日付で就任した

佐藤 智宏さん

区内在住 56歳

4月12日

トニー クルーズさん

火災予防ポスターをデザインして中原消防署から感謝状を贈呈された

トニー クルーズさん

新丸子東在住 53歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

高津区在勤 32歳

3月29日

小林 規一郎さん

「100Kmウォーク」のイベントを企画した、ブレーメン通り商店街青年部長

小林 規一郎さん

木月在住 48歳

3月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月30日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook