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川崎市内 公園でスケボー増加 安全面とマナーに課題

スポーツ

掲載号:2021年3月12日号

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等々力球場周辺の愛好家ら
等々力球場周辺の愛好家ら

 一人で楽しめるスポーツとして、コロナ下で川崎市内でも競技人口が増えたスケートボード。近場の公園を使うケースが多い中、激しい動きを伴う競技の特性上、安全面の課題が浮き彫りになっている。一部の利用者による設備の破損や練習台の放置なども報告されており、愛好家へのマナー啓発や練習場確保が急務だ。

 東京2020五輪の正式競技に採用されたスケボー。日本人選手の活躍やストリートファッションの流行もあり、若者の間で人気が高まる。

 川崎市都市公園条例では公園での危険行為は禁じているが、スケボー自体は許可。中原区では昨秋に開放された等々力球場周辺で滑る人が多いという。同区道路公園センターの担当者は「『通行の妨げになる』『危険だ』という苦情が入ることがある」と話す。

 川崎区の富士見公園では、昨年の緊急事態宣言中にスケボー利用者が増加。指定管理を担う富士通スタジアム川崎によると、備品のカラーコーンの無断使用や破損、持参した練習台の放置などマナー違反も見られるという。田中育郎支配人は「声掛けや警告文の掲示しか対策がなく、困っている」と打ち明ける。

専用公園が不足

 愛好家は一般的に、「パーク」と呼ばれる専用公園で滑るが、市内では川崎区大師河原に1カ所のみ。市は同区・ちどり公園にも整備予定だが場所不足が続く。

 毎週末、同球場で練習する市立宮内中の生徒は「新横浜のパークに行っていたが電車代がかかる」と話す。中原区内の高校生らも「本当はパークで滑りたい。近くにあれば良いのに」とする。また、「人にぶつからないよう滑るのも物を壊さないのも常識。マナー違反する人のせいで僕らも通報される」とこぼす。

 多摩区では昨年9月、市北部へのパーク開設を求め小学生が署名運動を始めた。多摩区でスケボー専門店を営み、運動を支える片桐宏樹さんは「日本では市民権を得ておらず、集まるだけで苦情を言う人もいる」と吐露。「やめさせるのではなく場所づくりを考えるべき。河川敷の一角を練習場にするなど方法はある」と対策を求める。

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