中原区の音楽とダンスの祭典「インユニティ」が、あす22日(土)と23日(日)に2年ぶりに開催される。感染防止のためオンラインでのライブ配信のみ。先月行われた「カワサキ学生バンドオーディション」で最優秀に選ばれた学生バンドも出演する。実行委員長の小川竜児さんは「オンラインなので多くの人に見てもらえる機会。楽しんでほしい」と話す。
市民と行政が協力し、中原区にゆかりのあるアマチュアミュージシャンらの成果発表の場として2000年から続くイベント。前回は約1400人を動員した。昨年は新型コロナの影響で中止となったため、2年ぶりの開催となる。
今年の目玉は、オーディションで最優秀に選ばれた麻生総合高校軽音楽部の4人組バンド「リユニオン」。コロナ禍で音楽活動や学校行事が制限される中、学生らのエネルギーをぶつける機会にしてもらおうと、川崎市ゆかりの学生バンドからオリジナル曲に限定してオーディションを初企画。エントリーがあった5組の中から実行委員らの審査で選ばれた。
当日は、オリジナル曲「その先へ」とカバー曲の2曲を演奏する。リーダーの久壽米木(くすめぎ)風哉さん(18)は「疾走感あふれる曲。最優秀に見合った演奏ができるよう精一杯頑張りたい」と意気込む。また最優秀の特典として、タワーレコードグランツリー武蔵小杉で3月にCDデビューも果たす。
昨年の顔ぶれで
出演者は毎年公募で選んでいるが、開催中止となった昨年に出演を予定していた団体らにまずは声掛け。公募した2組を含めミュージシャンやダンスチーム、お笑い芸人など14組がそろった。小川さんは「コロナ下でも練習を続けている出演者のおかげで開催できる。多くの人に見てもらえれば」と呼び掛ける。
出演者の密を避けるため2日間に分けて開催。22日(土)は午後3時45分から5時45分、23日(日)は0時15分から2時と、4時15分から6時。配信URLは公式サイトで確認を。視聴無料。編集した映像は後日公開予定。
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