中原区町内会婦人部連絡協議会の会長として2期目を務める 橋本貞子(ていこ)さん 区内木月大町在住 68歳
協力あってこその活動
○…区内70の町内会婦人部を束ね、2期3年目のスタートをきった。多摩川の美化や交通安全運動、区民祭への参加など、住みよい街づくりのための地域活動に積極的な取り組みをしている。先月には会として義援金を集め小野寺京子区長に届けた。「区長とはよく意見を出し合っています。街づくりに熱心で一緒にやっていて楽しい。女性ならではの視点でもっと協力できれば」
○…知人の誘いで婦人消防隊に入り、13年ほど前に木月一丁目町会の婦人部長に。8年前から地区の理事として連絡協議会に参加した。活動の上で参考としているのは前木月一丁目町会長。「『やりたい』という気持ちをくんでくれる人でした。この姿勢が私にとっての原点」。会員同士の親睦を深める目的で行う視察研修では、飛行機の整備工場など会員が興味を持ちそうな場所を提案し、参加者も増加した。「上に立つなら新しいものへの感性は大切。情報をキャッチするために常にアンテナを立てています。若い人が好きなアイドルグループぐらい知らなきゃダメでしょ」
○…秋田出身で高校生の時に区内へ。25歳の時に結婚し、3人の子どもに恵まれた。最近では市内に住む孫が毎週のように家に来てくれるという。「『ばぁばの家に来たい』って言ってくれるの。孫は4人ともスポーツをしていて観にいくのも楽しい」。趣味は山歩きで、日本百名山、3000m級の山々にも登ってきた。「最近は忙しくて全然だったんです。でも今月末は日光白根山に行くんですよ」と待ちきれない様子だ。
○…大切にしているのは「みんなとの輪」。物事をハッキリ言い信念は変えない性格というが決してワンマンではない。「会員の協力がないと良い活動はできない。もっと各町内会の中に入りこんで交流を図っていきたい」。仲良く明るく元気になるような会を目指し、これからも仲間を引っ張っていく。
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4月26日
4月19日