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中原区版 公開:2012年8月17日 エリアトップへ

川崎ジュニア文化賞・絵画の部でジュニア文化大賞を受賞した、西丸子小6年生の 平野彩葵(さき)さん 小杉陣屋町在住 12歳

公開:2012年8月17日

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絵の楽しさに魅せられて

 ○…大賞を受賞した作品名は『いつもの風景・笑顔が大!大!大好き!!』。絵画部門のテーマ「大好きな町川崎」で思い浮かんだ元住吉のブレーメン通り商店街の風景だ。「両親とよく買い物に行くんです。笑顔と活気ある雰囲気が好き」。約100時間費やし完成させた作品は、水彩絵具やカラーペンを丁寧に使い分け臨場感溢れる点などが評価された。「細かい部分や奥行きを表すのが大変だったけど満足に仕上がりました。大賞はビックリだけど嬉しかった」と笑顔を見せる。

 ○…1歳前から鉛筆をもって絵を描き「親を驚かせたみたい」。物心ついた頃から絵を描くのは生活の一部。形ある物だけでなく、宇宙人やロボットなど空想の世界を表現することも。小学3年の頃には中原区主催の写生会で優秀賞を受賞した。学校で好きな教科はやっぱり図工。国語も好きだといい「自分の気持ちや考えを表現することが得意なのかも」。苦手な教科は社会。「暗記するのが嫌いなんです…」と苦笑い。

 ○…両親と姉、弟の5人家族。絵を描き続けているのは姉の存在も大きいという。「お姉ちゃんも絵が好きで、実は同じ文化賞で受賞したこともあるんです」という絵描き姉妹。この夏は家族で八ヶ岳へ。コテージに宿泊し「毎日朝と夜にお父さんとカブトやクワガタを捕りに出掛けて。川で魚釣りも楽しかった」とニッコリ。中学で入りたい部活はバレーボール。「お姉ちゃんの応援に行ってすごく楽しそうだったから」

 ○…今回の受賞で川崎市と姉妹都市の豪州ウーロンゴン市に親善訪問することが決まった。5年前、ホームステイで自宅に迎え入れた女子留学生は豪州出身。「野生のコアラやカンガルーがいるって言っていた。見られればいいな」。将来の夢は「これから決めます」ときっぱり。「やりたいことを見つけるために色んなことにチャレンジして経験を増やしていきたいです」。元気いっぱいに笑った。
 

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