丸子商連 大学生のアイデア活かせ 活性化プロジェクト始まる
丸子地区商店街連合会(川連昌久会長)で大学生のアイデアを活かした商店街活性化プロジェクトが始まった。参加するのは専修大学商学部の渡辺達朗教授とそのゼミ生。商店街のイベント企画やSNSでの情報発信、エコバッグ作成などで商店街を盛り上げていく。
今回のプロジェクトは川崎市の商工会議所でも活動する専修大学の渡辺教授が、子育て世代や高齢者が安心して商店街を利用できるよう丸子商連が独自で取り組んでいるステッカー事業や主婦がお店を紹介するママレポーター事業などに興味を持ったことがきっかけ。「大きな予算をかけずに商店街一帯となって取り組んでいるモデルケース。この取り組みを中心に商店街と関わり、学生たちに地域の抱える問題など体験してほしいと思った」と、同じ商工会議所で活躍している商店街コンサルタントの有村知里さんを通して実現した。川連会長は「商店街は子どもから大人まで様々な人が利用する。学生たちの協力で商店街に活力が出てくれれば嬉しい」と新しい取組に期待を寄せている。
4月18日には、商店街の役員や渡辺教授、生徒等が同商店街に集まり、意見交流が行われた。事前に商店街を調べた生徒たちからは「ステッカーのアイコンをもっと分かりやすくした方が良いのでは」「フェイスブックやLINE@ナビなどSNSを活用してPRしたらどうか」などの声があがり、商店街のメンバーらが感心する場面も見られた。
今後学生らは、同商店街で利用者らの聞き込み調査等を進め、地域のニーズを探ると同時に、新丸子寄席や各フェスタでの手伝い、イベントの実施、ステッカーデザイン、エコバックなどの新しい販促ツール、SNSでの情報発信などを1年間通じて実施していく予定だという。
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4月26日
4月19日