区内上小田中の富士通川崎総合体育館を拠点に活動する富士通男子バスケットボール部レッドウルブズが2016年度関東実業団バスケットボールリーグ戦で初優勝した。
同リーグ戦は関東実業団バスケットボール連盟主催の全国大会に繋がる公式戦として、今年で90回を数える。富士通グループの男性社員16人が所属するレッドウルブズは、1部リーグ内8チームの総当たり戦で上位4位に入ると、上位リーグ戦で全勝。7月24日、初の関東の頂点に立った。
全国へ「日本一獲る」
レッドウルブズは昨年同大会で最下位だった。新メンバーを迎え、優勝を目標に練習を重ねて臨んだ今大会。総当たりの7試合中3試合で勝利を収めると、得失点差で4位に滑り込み上位リーグ戦に駒を進めた。
上位リーグ戦前のミーティング、コーチからの「周りの支援があってバスケができている。それに応えなければ」という一言でチームが奮起。快進撃が始まった。初戦相手はトップの新生紙パルプ商事。序盤大きくリードしたが逆転され残り3分で7点差のビハインド。しかし粘りのプレーで点を重ね、最後の1秒でシュートを決め劇的勝利。ここで勢いをつけるとホームで行われた日本無線戦では66対60で勝ち、最後の日本金属戦では序盤からリードし、94対64の大差で優勝を決めた。
同チームは9月10日から八王子市で開催される全国大会に出場する。キャプテンの三浦洋平選手(26)は「やっと優勝できてホッとしている。再度気を引き締めて取り組み、『日本一』を獲りたい」と意気込む。
また、今大会MVPに三浦選手、優秀選手賞に副キャプテンの田中將道選手(26)、山崎将也選手(26)が選ばれた。全国大会に向けて田中選手は「応援してくれる人たちへの恩返しとして楽しんでもらえる試合をしたい」、山崎選手は「強豪が参加する中で関東一に恥じないプレーをしたい」とそれぞれ話していた。
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