住吉地区に住むおやじ達によるロックバンドDAD‘sB(ダッズビー)が今年結成10周年を迎えた。これを記念して10月に、メンバーが声をかけバンドを始めた仲間も出演するライブ「中原ロック」を開催する。
DAD‘sBは2008年に結成されたロックバンド。メンバーはリーダーの芦田慎一郎さん(ドラム)率いる5人。年代は40代から50代で、井田や木月などに住んでおり、芦田さんが楽器を持っていたギター担当の石川俊司さんに声をかけたのがきっかけ。子どもが通う幼稚園の父の会で知り合ったメンバーも加わり活動を続けてきた。
これまで、地元幼稚園での演奏や区PTA交流発表会や市民館等のイベントに出演。自主企画のイベント「中原ロック」を地元飲食店で続けている。人気の楽曲は、地元の地名を取り入れたオリジナルソングだ。住吉神社の狛犬をモチーフに猛獣が夜中に踊りだす曲『住吉神社で午前2時』や最近雑誌などをにぎわす「ムサコマダム」というフレーズに風刺をこめた『コスギマダム』といった曲を制作している。
芦田さんは「ライブでは、テーブル手品やバルーンアートなどをする地域の親父たちが表現できる場を作っていけたら」と展望を語る。ボーカル・サックスの高山尚幸さんは「バンド経験のある方に声をかけ、サポートメンバーとして参加することで、活動を始めたバンドもある」と活動の広がりを実感するという。
中原ロックVol.10は10月27日(土)、元住吉Powers2(木月住吉町)で午後5時開場、5時30分開演。チケットなどの問合せは同店【電話】044・455・0007。
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