神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2021年1月15日 エリアトップへ

かわさきFMで放送されるラジオドラマ「w(ar)nder world」を企画・制作する ナヲキングさん(本名:松金直樹さん) 幸区在住 40歳

公開:2021年1月15日

  • X
  • LINE
  • hatena

「魅力は自分たちで創る」

 ○…川崎で頑張る人を応援する番組「ぐるっ人川崎」で、自身4作目となるラジオドラマが始まる。川崎を舞台にしたファンタジーで、番組発足時から担当するグルメコーナーも生かし、実在の飲食店を登場させる。ストーリーは昨年の大晦日まで練った。「川崎を『訪れてもらえる街』にしたいという思いで作った。ドラマを聞いてくれた人が、聖地巡礼してくれたらうれしい」

 ○…幼稚園まで木月で過ごし、母親の故郷である岩手県へ。大学時代にラップにはまり、替え歌をのせてクラブで披露していた。「もっと刺激のある場でやりたい」と20代半ばで上京。ライブ活動に精を出していたなか、転機となったのが東日本大震災だ。親戚の家が流されじっとしていられず、支援しようと着うたサイトで匿名で曲を販売し、売上を全額寄付。他のアーティストにも広がった。「自分が表に出るより、何ができるかの方が大切だと感じるようになった」。自らを売り込むライブから、チャリティーイベントへと活動の場を移した。

 ○…好奇心から何でも挑戦。初めてのラジオ制作は、札幌のラジオ局の音楽番組だ。東京の旬を届けるというテーマで毎週ゲストを探し、自ら編集する作業を8年続けた。常に会社員として働きながらの活動で多忙だが、興味は尽きない。昨年からは大学院で経営学を学んでいる。「新しい視点を得て、今後の活動の着地点を高めたい」

 ○…川崎に戻って約4年。愛着が募る一方で、もどかしさもある。「多様な人が住んでいるから、団結すれば『川崎らしさ』を創り出せるのに」。常々感じるのは、「地域の魅力は自分たちで創るもの」。その手段が音楽でありラジオだ。これからも電波を通して、地域を盛り上げる。

中原区版の人物風土記最新6

鹿島 連(むらじ)さん

中原消防団の第20代団長に4月1日付で就任した

鹿島 連(むらじ)さん

下小田中在住 62歳

4月26日

中山 寛隆さん

川崎市制100周年記念で演奏する合唱団に携わる、川崎市合唱連盟の事務局長

中山 寛隆さん

高津区在住 36歳

4月19日

佐藤 智宏さん

第58代目の中原警察署長に、3月19日付で就任した

佐藤 智宏さん

区内在住 56歳

4月12日

トニー クルーズさん

火災予防ポスターをデザインして中原消防署から感謝状を贈呈された

トニー クルーズさん

新丸子東在住 53歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

高津区在勤 32歳

3月29日

小林 規一郎さん

「100Kmウォーク」のイベントを企画した、ブレーメン通り商店街青年部長

小林 規一郎さん

木月在住 48歳

3月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook