桜前線が北上し、日本各地で薄紅色の桜が色づき始めている。鎌倉市のソメイヨシノは29日現在まだ、つぼみ。県立フラワーセンター大船植物園によれば、「今週末にも開花、見頃はさらに一週間後」だという。同センターでは、玉縄桜(例年見ごろは3月上旬)をはじめ、早咲きの桜が一足早く花を咲かせている。「敬翁桜」「春めき」などは今が見頃だ。
鎌倉市観光課によれば、両脇に約300本が植えられる「段葛」や、ソメイヨシノのほかヤマザクラも楽しめる「源氏山公園」、桜並木の「鎌倉山」をスポットとして紹介。ほかにも日蓮の桜の杖が根付いた「お杖桜」のある妙法寺や、八重と一重が交じって咲く、北条時宗手植えといわれる極楽寺の「御車返し」、水戸光圀が逗留した際に植えたとされる樹齢約300年の瑞泉寺の「冬桜」などを桜の名所として紹介している。
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