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母に出来なかったことを今
市内岡本に今年の2月、事業所を構えた「ケアーズ訪問看護リハビリステーション鎌倉北」。鎌倉市内のほか、藤沢市や横浜市栄区、戸塚区の一部をサービス実施地域とし、「住み慣れた街で安心して療養していただくために」をモットーに地域医療を支えている。
「使い古された言葉ですが」と苦笑いするのは代表の長岡誠仁さん。大介護時代の到来と言われ、さまざまな言葉で介護や老後の生活が語られるなか、長岡さんの思いを支えるのは母親の介護という実体験だ。
残った「悔しさ」
長岡さんは営業で腕を鳴らし、全国津々浦々訪れた経験のある元サラリーマン。30歳を迎え、そろそろ親孝行したいと思った矢先に、母に脳腫瘍があるのがわかった。
「母親っ子だったから」と、神戸にいる母を神奈川に呼び寄せ介護を開始。「制度やケアスタッフの方に助けられていた」と振り返る。
しかし仕事とプライベートのバランスは次第に崩れた。「介護中は本当に大変でした。そして母を見送った後、半年くらいは抜け殻のようでした」。介護は「される側」はもちろん「する側」にも大きな影響を与えるもの。「自分の場合は強烈な悔しさが残った」という長岡さん。そんな時に知ったのが「訪問看護ステーション」の存在だった。
「徐々に利用者様や関係事業所からお褒めの言葉を頂けるようになりました。手前味噌ですが、特にスタッフの評判がいいです。これを原動力に、今後もスタッフをサポートするための環境整備に全力で取り組んでいきます」と意気込む。
在宅での介護や看取りが増え、訪問看護は切望されている分野。現場で働く人たちの負担は計り知れないなか、ケアスタッフとそれを支える両者の思いがうまく噛み合ったとき、最高の介護サービスが生まれるのかもしれない。
ケアーズ訪問看護リハビリステーション鎌倉北
鎌倉市岡本2-19-15
TEL:0467-33-5931
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