市内在住の漫画家・安野モヨコさんの人気作品「オチビサン」と伝統工芸がコラボレーションした企画が9月から始まった。第一弾は鎌倉彫の博古堂(雪ノ下)が、キャラクターをイメージした豆皿を制作した。
「オチビサン」は2007年4月に朝日新聞の生活文化欄で連載がスタートし、14年4月からは朝日新聞出版の週刊誌「AERA」に掲載されている。鎌倉をモデルにした架空の町「豆粒町」を舞台に、主人公のオチビサンたちのほのぼのとした日常が描かれている。
今回、生活雑貨の企画・製造を行う中川政七商店(奈良県奈良市)が同作と伝統工芸のコラボレーションを企画。第一弾は、鎌倉彫の老舗・博古堂が主人公のオチビサンと、親友のナゼニ、パンくいをイメージした豆皿を制作した。同社は「作中でオチビサンの好奇心を通じて再発見されている四季折々の美しさといった情景を、伝統工芸品から感じてもらえれば」と話している。
豆皿セットは3枚組税込2万7千円。予定販売数を上回る申込みがあり、今後は寄木細工などとコラボする予定。詳細や申込みは【URL】https://lp.annomoyoco.com/mamezara/へ。
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