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健康管理に必要な生活習慣コラム【1】 大腸内視鏡検査を受けるべき理由 取材協力/柳川クリニック 柳川健院長

掲載号:2017年7月28日号

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柳川 健 院長
柳川 健 院長

 Q・54歳女性です。先日職場の検診を受けたら便潜血検査で2回のうち1回が陽性になりました。以前から痔があるので、今回の結果もそのためだと思います。2次検査で大腸内視鏡検査を勧められましたが受けなくても良いでしょうか。今まで大腸内視鏡検査は受けた事はありません。

 A・結論から言いますと、大腸内視鏡検査を必ず受けるべきです。便潜血検査は、便の中に血液が入っているかどうかの検査ですから、陽性になっても大腸にポリープやがんがない事も珍しくありません。逆に、2回とも陰性であってもポリープやがんがあることもあります。質問者のように痔を患っている方は、便潜血陽性になった原因を痔のためと考えて検査を躊躇することがよくありますが、それは非常に危険です。

 便潜血検査は集団を対象に行う検査としては、とても有効です。簡単に言うと、便潜血を繰り返した陽性者を精密検査した集団は、便潜血検査をしないで症状が出てから精密検査をした集団よりも大腸がんでの死亡率が明らかに減少します。ただし個々でみると、便潜血陰性者の中にもポリープや大腸がんの人がいる場合もあります。質問者は54歳で、これまで1度も大腸内視鏡検査を受けた事がないようですから、今回を良い機会として検査を受けてみてください。熟練した内視鏡の専門医であれば、あまり苦痛を感じずに大腸内視鏡検査を受けることが出来るかと思います。

 米国消化器病学会では、初回のスクリーニング大腸内視鏡検査(症状がない人の検査)は50歳から、ただし2親等以内に大腸がん患者がいる人は40歳からを推奨しています。便潜血検査の結果、症状の有無に関わらず、一定の年齢になったら専門機関で大腸内視鏡検査を受けてください。

医療法人社団健生会 柳川クリニック

〒248-0035鎌倉市西鎌倉1-18-3

TEL:0467-33-0857

http://www.kens-clinic.jp/kamakura/

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