市内手広の西ヶ谷団地に避難している東日本大震災の被災者を支援しようと、地域住民らによる「柞の森音楽祭実行委員会(堀部隆二実行委員長)」が、募金活動をはじめ、毎週火曜日には、市内寺社見学などの交流会を行っている。
今月12日には、松尾崇市長との懇談会が行われ、被災者10人ほどが参加。それぞれの被災状況などについて話し合った。
避難者の多くが、福島原発10Km圏内の住民とあって今後、戻る予定が立たないのが実情。参加者の一人は「現実と向き合いながら生活していきたい」と語る。堀部委員長は「ずっとここにいてよい、という体制を市に望みたい」と話した。
同実行委は、市立手広中学校の地域連携をきっかけに、西鎌倉や手広の住民、小学校や幼稚園など地域ぐるみの音楽イベントを2008年から開催してきた。今年は震災の影響から中止となり、募金活動などを行っている。
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