来年7月から家庭系ごみの戸別収集・有料化の全市実施を目指す鎌倉市は、6月28日から30日にかけて市内5カ所で説明会を実施した。各会場には松尾崇市長も出席しごみ行政の現状を説明、市民に対して理解と協力を呼びかけた。
28日の福祉センターでの説明会には約60人の市民が集まった。参加者からは「通り沿いの敷地内に出すというが、置く場所がない家庭はどうするのか」や、戸別・有料化にかかる事業費7千万円増の内訳、「戸別」とクリーンステーション収集を希望制にしてほしいなどの質問がぶつけられた。
市は「ごみを置く場所は家庭ごとに収集時に市民とコミュニケーションしながら確認し、取り漏れのないよう対応する」「予算増は人件費と収集車両が増えるため」と説明。戸別・有料化を実施した上で、より良い収集方法を考えていきたいとした。
市では7月末にも15会場で説明会を予定している。
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