鎌倉生涯学習センター(きらら鎌倉)内に10月1日、「きららカフェ」がオープンした。運営は市民活動団体の支援を行う「NPO法人鎌倉市市民活動センター運営会議」(渡邉公子理事長)。市民団体や東日本大震災の避難者、障害者らの交流の場を目指す。
カフェがオープンしたのは、同センターの入口横。この場所では以前、飲食店が営業していたが2013年3月に閉店した後は空きスペースになっていた。「公益性の高い事業で活用したい」と考えていた市に対し、同会議が「市民活動に携わる人たちが情報交換できる場」としてカフェ運営を提案。両者の協議の末、開店が決まった。
同店ではコーヒーや紅茶といった飲み物を販売。注文すると、障害者作業所「虹の子作業所」のクッキーが提供される。またチーフには、福島県南相馬市から鎌倉で避難生活を送る阿部美由紀さんが就任。東北の物産も取り扱うほか、市内に約160人と言われる震災被災者同士の交流も目指すという。
カフェ責任者を務める渡邉理事長は「市民と避難者、障害者の橋渡しとなる場所になれば」と話している。
営業時間は同センターの休館日を除く午前9時30分から午後5時30分まで。問い合せは【電話】0467・25・2030鎌倉生涯学習センターへ。
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