「オクトーバーフェストKAMAKURA2016」が10月1日(土)と2日(日)の2日間、鎌倉市役所駐車場で開催される。鎌倉商工会議所青年部が企画し、5年目を迎えるこのイベント。今年は熊本地震で被害を受けた九州の地ビールメーカー2社が初出店するほか、会場を「和」のイメージにするなど、新たな企画で夜の街の活性化と被災地支援を目指す。
「オクトーバーフェスト」はドイツ・ミュンヘン発祥のビールの祭典。鎌倉では2012年、観光客が少なくなる夜の街を盛り上げるとともに東日本大震災の被災地を支援しようと、商工会議所青年部(桃澤岳史会長)が初めて開催した。
今年は「鎌麦祭(かんばくさい)」と題し、会場も和のテイストに。甲冑隊なども登場するという。出店する地ビールメーカーは県内5社、東北3社に九州の2社が初めて加わり、熊本地震の被災地支援にもつなげる。地ビールを購入してスタンプを集めると記念品がもらえる「ビンゴ」も実施する。
会場では地元飲食店がソーセージや焼き鳥、ギョウザなどを販売。昨年に引き続き「仮装」をコンセプトにした企画も用意されている。
また手ぬぐいの染色が体験できるブースが設けられるほか、小町通りの老舗おもちゃ屋「ちょっぺー」が出店、夕方になったらおばけが登場し「トリックオアトリート」と呼びかけて子どもにお菓子を配るなど、家族連れが楽しめる工夫も。
このほかバイク、自転車で来場した人にはハンドルキーパーステッカーを貼ってもらい、ビールを提供しないなど、飲酒運転対策も徹底する。同会鎌倉ビジョン委員会の井上博登委員長(=人物風土記で紹介)は「マナーを守りながら、大人も子どもも楽しめるイベントになれば」と話している。
会場は鎌倉市役所駐車場。入場無料(飲食代金は別途)で小雨決行、荒天中止。時間は1日が正午から午後8時まで、2日が午前11時から午後7時まで。
同イベントに関する問い合わせは【電話】0467・23・2563鎌倉商工会議所内事務局へ。
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