足柄紫水大橋開通イベントで朝市祭りを開催するマルシェ・かいせい代表 瀬戸 のり子さん 開成町延沢在住 70歳
町の魅力伝える懸け橋に
○…毎週日曜に開成駅前第2公園で朝市「マルシェ・かいせい」を開いている。地産地消や地域活性を目的に、農家や飲食店の経営者たちと始めて4年目になる。16日の足柄紫水大橋の開通イベントで出店を頼まれた。「盛り上げられるよう頑張りたい。多くの人に朝市を知ってもらえる機会になるし、橋の開通を機に大井町の人に朝市への出店や来場を呼びかけても良いかも」と期待を膨らませる。
○…山梨県忍野の出身。高校を卒業後、東京で観光ツアーを企画するOLを経験し、20歳で開成町へ嫁いだ。「建物も舗装された道路も少なかったけれど、気候がよく、米や野菜がとれて、住んでいる人たちも温かい豊かな町」とすぐに馴染めた。50年経った今では「都会と田舎の間のようなバランスがとても魅力的。もう離れたくない」と愛してやまない。なかでも「田園風景などののどかさが残る北部地域の姿は、絶対に残してほしい」と強く願う。
○…子育てがひと段落した頃から参加する婦人会の活動が、その後の地域活動の原点に。北部地域の魅力や生産されている農産物の良さを広めようと9年程前、有志で瀬戸屋敷の隣に農産物直売所・郷の市をオープンし、地元農産物の販売を始めた。駅周辺のマンションに住む人などにもその良さを知ってもらおうと駅前で始めた朝市にも、少しずつ手応えを感じている。「町内はもちろん近隣からも出店者を募り品揃えを魅力的にすることで、遠方からも人が来たくなるようなイベントにしていきたい。周囲を巻き込みながら、北部地域から町の魅力を発信していければ」。
○…夕暮れ時のウォーキングが日課。足柄大橋を往復するコースがお気に入りだ。「富士山と東名のライトがキレイで、橋を戻って来ると大好きな開成町が見えてくる。紫水大橋が開通したら、ぜひそちらも歩きたい」とニッコリ。新しい橋からも町の魅力を見出してくれそうだ。
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