神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
足柄版 公開:2017年7月8日 エリアトップへ

天狗のこみちマラソンの実行委員長を務める 藤崎 彩子さん 南足柄市広町在住 45歳

公開:2017年7月8日

  • X
  • LINE
  • hatena

「つづけること」

 ○…目覚めてしまったのは社会人1年生の時。初めてのフルマラソンを3時間台で完走。自己ベストは市民ランナーの域を超える「2時間51分」とアスリート並み。全国各地の大会でペースアドバイザーなどを行う『ミズノランニングクラブ』にも所属する。ランニング仲間と「自分たちでやってみよう」と、マラソン大会の実行委員会を立ち上げ、昨年初開催にこぎつけた。大雄山最乗寺のコースもさることながら、スタッフの”おもてなし”がランナーの心に響き評判は上々。いよいよ第2回のエントリーがはじまった。

 ○…大和市で生まれ、姉と育った。短大を卒業して都内の海外専門旅行会社に就職。『遊ぶことが仕事に繋がる』と社是を掲げる会社の仕事は「楽しくて仕方がなかった」。年に何回も「社割のきいた」海外旅行へ。「アフリカに行ってないのが心残り」という。夫とはマラソンの練習会で出会い、結婚を機に退職して南足柄に居を構えた。2人の子宝に恵まれ、育児に積極的な夫とともに子育て中も走り続けた。

 ○…地元の保険会社(有)セーフティサービスで働く。走り始めてから約25年、ほぼ毎日、出勤前に10Km走るのが日課。「生活の一部で歯磨きと一緒。続けることが大事」と力説する。中学生になる娘2人をバレエに送迎するうち「トレーニングの一環に」と自分も始めた。「音楽に合わせて体を動かすのが楽しくて。いつか舞台に上がれたら」

 ○…地域ボランティアや、「協力的で頼れる」勤め先の社長、実行委員の面々など多くの協力者のうえに成り立つマラソン大会は、まずは変革よりも安全第一の運営を目指す。「全国からの参加者には南足柄を知ってもらうきっかけに。地域にとっても毎年恒例の楽しみになれば」。大会コースは、自分が今まで何万Kmも走ってきた中で一番好きな道。『天狗のこみち』を駆け抜けたいのは、誰よりも自分自身かもしれない。



足柄版の人物風土記最新6

小島 賢次さん

6月に初の写真教室を開く南足柄市写真協会の会長を務める

小島 賢次さん

南足柄市和田河原在住 71歳

4月20日

遠藤 克也さん

松田警察署の署長に就任した

遠藤 克也さん

松田町在住 59歳

4月13日

佐々木 朋美さん

文命中学校での部活動地域移行の現場管理責任者を務める

佐々木 朋美さん

開成町中之名在住 53歳

4月6日

望月 洋子さん

ソーラン山北実行委員会の委員長を務める

望月 洋子さん

山北町岸在住 57歳

3月30日

川瀬 明宏さん

松田道祖神太鼓研究会の代表として伝統の復活を目指す

川瀬 明宏さん

松田町在住 84歳

3月23日

菊間 みづきさん

3月24日に定期演奏会を行う足柄高校吹奏楽部の部長を務める

菊間 みづきさん

小田原市在住 18歳

3月16日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 4月13日0:00更新

  • 4月6日0:00更新

足柄版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook