足柄版 掲載号:2018年7月14日号
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開成町で7月18日に行われる歴史講座の講師を務める 杉山 博久さん 南足柄市塚原在住 81歳

古代の足柄と今を究めて

 ○…開成町民センターの歴史講座で、今年は「大木篤夫と足柄の自然」について語る。「大木篤夫は素晴らしい詩人。なのに、三好達治による日本詩人選の中にはない。ならば、自分が大木篤夫に注目しよう」と思ったそうだ。「妻の療養のために来た小田原で白秋に出会った。小田原に居たのは1年半ほど。東京にいながら小田原での思い出を詩に託している」と。どちらかというと、陽があたらないモノやヒトが気になる性質のよう。

 ○…1937年小田原市浜町生まれ。小学4年生の時に父親にねだったものは「安藤広重の東海道五十三次小田原宿」の絵。城山中、小田原高校から早稲田大学に進み古代史を学んだ。さらに大学院で社会経済を専攻し、古代用水制度を研究した。周囲のひとに勧められて教員採用試験を受け教師に。白鴎中と城北工業高校に勤めたあと32年間ずっと旧県立城内高校で教鞭をとった。

 ○…傍ら傾注していたのは遺跡発掘調査で、秦野、平塚、厚木、足柄で縄文、弥生の人々の生きた証しを掘り探すこと。南足柄市郷土資料館の建設には当初から関わり3代目館長に。同時に住まいを小田原から南足柄に移した。自宅書庫には3万冊を優に超える書籍が収蔵されているという。館長を退いた後、「幾一」の名で小田原三の丸小学校そばに「ギャラリー箱根口門」を開設。趣味のコレクションを展示する。

 ○…現在、南足柄市文化財保護審議委員会の会長を務め、研究執筆とギャラリー通いに忙しい。図書館勤務の娘と火山灰の発掘や大学で考古学の研究をする息子。学究家族だ。 “お米の水”が好物で、好みのものを求めて信州方面に車でよく出かけるという。開成の水田に山並みが映る風景とそばの花咲く篠窪の丘陵地がお気に入り。

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