南足柄駅伝チームの監督を務める 高田 勇二さん 南足柄市関本在住 49歳
自ずと結果はついてくる
○…1月26日に開催された「第74回足柄上地区一周駅伝競走大会」で南足柄が大会5連覇。監督就任1年目。小雪と雨が入り混じるコンディションの中で、節目の快挙に「前監督の指導も頂きながら選手全員が5連覇に向けて良く走ってくれた。1、2区で粘り、中盤で貯金を作るというレース前に描いたプラン通りの展開になった」と喜びを噛み締めた。
○…南足柄市生駒で生まれ育ち小学6年間は根っからの野球少年。中学入学と同時に父から「陸上を一年間やってみろ」という言葉をきっかけに開眼。3000mで地元の伝統ある大会「川本杯」で1年生の終わりに入賞すると、3年時には県大会で優勝。その後、関東大会でも2位となり、全国大会にも出場した。山北高校に進学すると3年時に3000m障害で南関東大会を大会新記録で制し、インターハイへ。「今思えばよくあそこまで進めたな」と謙遜するが、着実に実力をつけた。高校卒業後は、コニカ(現・コニカミノルタ)に就職。競技を2年間続けたのちに、地元に戻った。
○…大学生の娘と高校で競技を続ける息子の成長が楽しみの一つ。「足柄上一周駅伝でアンカーを任せたのですが、一つひとつの大会で結果を出して成長してほしい」と親心も覗かせる。自身もまだまだ現役。昨年11月に行われた丹沢湖ハーフマラソンで40歳の部で優勝するなど「監督の私もいつでも走れる準備はできています」と闘志を燃やす。
○…明日2月9日(日)は、次なる目標である「かながわ駅伝競走大会」に挑む。「所属先で厳しい練習を積んでいる選手ばかり。このときばかりは、勝負することも大事だが『とにかく笑顔で』走ってほしい」。自ずと結果は付いてくる。
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