次年度の戸塚区編成予算(自主企画事業)案が2月2日、発表された。同案では、戸塚区運営方針「ともにつながる活気あるとつか」の実現に向けた、地域のつながりづくりに必要な施策に重点が置かれている。
区総務課によると、地域の様々な課題には、地域住民や団体の主体的な取り組みによって解決できるものが多いため「地域のつながり」づくりに重点を置き、同案で5項目、全49事業に1億4333万円の予算が組まれている(表参照)。
区が全事業の中で重点的に実施する事業は「区民力発揮促進事業」と「子育て当事者ネットワーク事業」、「ケアプラザと連携した見守りネットワーク構築モデル事業」の3事業で、うち子育て当事者ネットワーク事業とケアプラザと連携した見守りネットワーク構築モデル事業は新規事業。
今年度から引き続き重点を置く区民力発揮促進事業には380万円を計上。区政推進課によると、区の地域性に合った地域運営を探るための検討会やシンポジウムを開催していく予定。
子育て当事者ネットワーク事業には65万円を計上。こども家庭支援課によると、親子サークルの活動費を助成したり、親子サークル同士の交流会などを地域子育て支援拠点と共同で実施したりすることで、自主的に活動する親子サークルの活性化やネットワーク化を図る。
ケアプラザと連携した見守りネットワーク構築モデル事業には84万円を計上。高齢・障害支援課によると、一人暮らしをしている高齢者などの見守り体制の構築・強化を図るため、民生委員や自治会、町内会などの地域や、警察署、消防署、民間企業などが地域ケアプラザと連携し、地域全体で見守りを行えるようモデル事業を実施する。
同案は現在、市会で審議されており、3月18日の議決で確定される予定だ。
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