横浜市立豊田中学校の男子バスケットボール部が初となる全国大会に挑んだ。結果は、2回戦敗退となったが、県大会、関東大会を経て臨んだ初の舞台に、その名を刻んだ。
男子バスケットボール部には現在38人が所属。普段も1年を通してほぼ毎日練習をしているが、大会期間がある夏休みは一層励む日々となった。全国への足掛かりとなったのは、7月末に行われた神奈川県中学校総合体育大会での優勝。市大会で敗れた六ッ川中学校を破り、関東大会への出場を決めた。千葉県で8月11日まで行われた関東中学校バスケットボール大会では、3位に食い込み全国大会出場となった。これまで関東大会には5年連続出場していたが、全国出場にはなかなか届かなかった。
同部の練習は「とにかく走り込み」。ゲーム中もひたすら走り、相手を疲れさせる戦略だ。全国大会直前はオフェンスの強化に力を入れた。キャプテンの菅澤綾人さん(中3)は、「走り込みは毎年続けてきたメニューで、1、2年生のころは本当にきつかった。3年生になり、全国出場という結果に結びついてよかった」と話した。
同部の指導に当たったのは、細木恵臣教諭(44)。実業団選手として活躍していた実績もある。細木教諭は今年のチームの特徴を「身長が高い選手もいて、機動力もある」と説明。「チームとしてもバランスが良かったので、全国に進める確信もあった」と話した。
全国大会は8月22日から、福井県で行われた。初戦は惜しくも1ゴール差で敗れるなど善戦したが、予選で敗退。しかし同部の悲願だった初の全国大会出場を果たし、来年への思いを新たにした。
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