台風19号エリアメール発信による混乱の課題 横浜市会議員 藤崎浩太郎の市政報告
10月13日、台風19号接近に伴い、横浜市から市民の皆様向けに緊急速報メールを用いて避難準備情報が一斉に送信されました。急に携帯電話が鳴り出して、驚かれた方も多かったと思います。文面は危機管理室のホームページを確認するよう促す内容になっていましたが、市民からのアクセス急増を処理できず閲覧できない状況になりました。
原因は市のホームページが、通常時は同時に2000アクセスにしか対応できていなかった事です。当日は急遽8000アクセスに増強し、外部のシステムも活用したということですが、閲覧できない状況が長く続きました。その結果、市民は危機感だけを煽られて、必要な情報が手に入らないという、一歩間違えば非常に危険な状況に置かれました。
区役所へ問い合わせてくださいという誘導も行われたため、区役所の電話も鳴り止まず、危機管理担当係長他職員も電話対応に追われるという状況でした。2011年の東日本大震災以来、防災計画の見直し等が行われてきましたが、実際の運用になった途端、市民の混乱を招くという状況になった事は、これまでの取組みが具体的な運用を想定しきれておらず、不十分だったと指摘せざるを得ません。14日に開かれた議会において、今回の対応を反省し、市民に必要な情報を十分届けるために、様々な方法を用意するよう、横浜市の取組み改善を求めました。
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「社会保障政策」の責任者として4月4日 |
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